◆ 叢生(そうせい) / 乱杭歯(らんぐいし)
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ガタガタ、でこぼこの歯並びを叢生(そうせい)といいます。
見た目の問題だけでなく清掃しづらく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
八重歯もこの叢生に入ります。
むし歯などで乳歯を早く失ってしまうと叢生になりやすくなります。
また、あごの動きを制限し、将来的にあごの痛み(顎関節症)を引き起こす場合があります。 |
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◆ 上顎前突(じょうがくぜんとつ)
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出っ歯は上顎前突(じょうがくぜんとつ)と言います。
上の歯が出ているかみ合わせの状態のため、口元が出てしまい、口が閉じづらいため歯が乾きやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
また、噛み合う際、奥歯への負担が大きくなります。
お子様の将来的な、正常な下顎の成長を阻害する可能性があります。 |
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◆ 下顎前突(ががくぜんとつ) / 反対咬合(はんたいこうごう)
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下顎が上顎より突出しているか、上顎が下顎より後退している状態で、かみ合わせが逆になっているので、反対咬合ともいいます。
受け口を放置していると、成長期において下顎が過大に成長し、悪化しますので、出来る限り早い時期に治療することをおすすめします。
受け口は見た目の問題だけでなく、あごの動きを制限してしまうので、将来的にあごの痛み(顎関節症)を引き起こす場合があります。
また、お子様の場合は、正常な上顎の成長を阻害する可能性があります。 |
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◆ 上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)
◆ 交叉咬合(こうさこうごう)
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交叉咬合は、上下の歯列が前後に、あるいは頬側と舌側で交叉するかみ合わせをいいます。
交叉する場所は一箇所だったり、数箇所だったりします。 |
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◆正中離開(せいちゅうりかい) / 空隙歯列 (くうげきしれつ)
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子どもの歯が生え変わりはじめる時期の6歳〜7歳ごろは、すきっ歯になっていることが多いです。
この時期は、子どものすきっ歯が気になる親御さんも多いことでしょう。
乳歯は永久歯よりも小さいので、隙間が開いている状態は、永久歯のためのスペースが確保されていることを意味しています。
お子様の成長とともに、歯も大きくなったり伸びたりし、自然と隙間がふさがってくれば大丈夫です。
ただし、十分成長したにもかかわらず、すきっ歯になっている場合には、一度矯正歯科の検診を受けたほうがよいでしょう。 |
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◆ 開咬(かいこう)
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奥歯は噛んでいるが前歯は噛んでいない状態を開咬(かいこう)といいます。
奥歯でしか噛み合わず、奥歯への負担が非常に大きくなります。
幼少期の舌の癖や指しゃぶりが主な原因で、そのまま大人になると治療が難しくなる可能性があります。 |
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◆ 過蓋咬合(かがいこうごう)
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かみ合わせが深すぎることを過蓋咬合(かがいこうごう)と言います。
オーバーバイトとも言われ、噛んだときに、下の前歯がほとんど隠れてしまっており、前歯のかみ合わせが極端に深い状態です。
原因は骨格の遺伝的なもの、口唇や顎の筋肉が強い場合などが考えられます。 |
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◆ 切端咬合(せったんこうごう)
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上下の前歯の先端同士が真っ直ぐにぶつかっている状態を切端咬合(せったんこうごう)といいます。
切端咬合は、舌の癖や口呼吸、あごの骨の成長パターンの異常が原因で起こるります。
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◆ 顎偏位(がくへんい)
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あごが左右対称ではなく、曲がっている状態を顎偏位(がくへんい)といいます。
顔に中心線を引くと、あごの先が左右にずれているケースです。
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