症状別の治療法一覧を紹介。歯列矯正なら「大阪 アート 矯正歯科」。
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あなたのお口の状態、症状は?
こちらのページでは、治療例と共に、各症状の治療に適した治療法をご案内しています。
>> 叢生 / 乱杭歯とは?
成人矯正の場合
叢生の原因、程度によって多少変化致しますが、通常全体的に治療する場合、
全体的な矯正装置(ブラケット)
が必要になります。
1.あごの大きさと歯の大きさのずれが、比較的小さい方(ガタツキの小さい方)
永久歯の抜歯は行わない場合が多く、すべての永久歯がしっかり並び、かつしっかりかみ合うように誘導します。
治療期間も通常の方(2〜3年)よりも比較的短期間に終了する場合が多いです。(約1〜1.5年)
2.あごの大きさと歯の大きさのずれが、比較的大きい方(ガタツキの大きい方)
すべての永久歯が現在のあごに並びきるかどうかは、精密検査を行って判断します。
現在のあごに、今生えている歯がすべて収めることが出来ず、あごの骨から歯が溢れかかっている状態の場合、永久歯の抜歯が必要になる方もいます。
治療期間は約2年前後です。
小児矯正の場合
歯並びがガタガタになるのは、
あごが小さくスペースが不足していることが原因
です。
永久歯が出はじめた頃に前歯のガタガタを治すことは簡単ですが、今後生えかわる乳歯のことを無視して前歯だけを並べると、いずれ奥の乳歯が生えかわるときに、その下から生えてくる永久歯がガタガタに生えてしまうという問題が起きてきます。
これでは、せっかく前歯のガタガタを治しても、意味がなくなってしまいます。 また、歯の大きさとあごの大きさのバランスが悪い場合も、ガタガタになってしまいます。
子供のあごは、成長によって自然と大きくなりますが、矯正でその手助けをしてあごを大きくすることでバランスを整えることができます。
あごの大きさを調整することで、将来抜歯をしなくても永久歯をきれいに並べることが可能
になります。
小児矯正の場合、まずあごを拡大し、歯が並ぶスペースを作る装置(床拡大装置)を使用します。
>> 上顎前突とは?
成人矯正の場合
上顎前突(出っ歯)では、上あごの骨自体が前方にあるもの、下あごが後方に下がってしまうもの、骨格的には問題はないが上の前歯が前方に傾斜してくるもの、これらの複合的なものなどがあり、治療法も原因により様々です。
一般的には口元の突出の軽減や上下の歯の噛み合わせをよくするために、
上下左右の第一小臼歯を抜いて、その上で矯正治療を行います。
また通常の矯正治療ではよい噛み合わせが得られない場合など外科手術も組み合わせて行なう場合もあります。
小児矯正の場合
大半は
下あごが小さい
お子様がほとんどです。
この場合は、下あごができる限り前方に成長してくれるように、治療補助することが大切です。
下あごの成長は、身長がぐんぐん伸びる時期とほぼ同じ時期なので、それ以前から治療を開始しておく必要があります。
さらに、歯とあごの大きさのバランスが悪い場合も多く、でこぼこに対する治療も一緒に行わなければうまくいかない場合もあります。
口の周囲にある筋肉や舌の機能的な力を利用して、上下のあごの位置のバランスを改善する
機能的矯正装置
を使い治療します。
特に下あごが小さい出っ歯の治療に有効です。
>> 下顎前突とは?
成人矯正の場合
受け口(反対咬合)には、下あごの過度な成長や上あごの成長不十分による骨格性のものと、上の歯が後方に傾斜したり下の前歯が前方に突出している歯性のものがあります。
上あごが小さく、上あごの前歯が内側に入っている場合には、奥歯(小臼歯)を抜く必要が無く、前歯を広げる(拡大する)だけで治りますが、 下あごが出ている場合には、下あごの奥歯(小臼歯)を抜くことによって、下あごの前歯を内側に引っ込める矯正でほとんどの症例が治療可能です。
小児矯正の場合
受け口(反対咬合)は、歯並びの問題の中でも一番治療・管理が難しいとされ、長期間の治療と管理が必要なことがあります。
そのため、遺伝的な要因が強かったり、骨格的な不正が認められる場合は、
できるだけ早い時期から、かみ合わせを調え、不適切な筋肉バランスを整えたり、「癖」を直す必要があります。
治療開始時期は3歳からです。
特に下あごの成長が強いケースでは、装置で成長を抑制したり、あごの骨を縮めることはほとんどできないといわれているため、下あごが大きく成長しないように早い時期から噛み合わせや筋肉のバランスなどを整えておく必要があります。
矯正装置は
ムーシールド
、
フェイシャルマスク
等を使用します。
5歳までは夜寝るときに使うシールドタイプの装置(ムーシールド)を使用します。
この装置は筋肉のバランス等を整え、間接的に反対咬合を改善するもので、装着は簡単で、2歳6ヶ月からの使用も実績があります。
6歳以上の場合は、夜間使用するフェイスマスクタイプの装置を使って、あごの骨に0.5〜1Kgの力をかけてバランスを整えます。
>> 上下顎前突とは?
上下顎前突は骨格として上あご、下あごが前方に飛び出してしまうもの、歯そのものが前方に傾斜しているものなど様々なタイプがみられます。
一般的には口元の突出の軽減や上下の歯の噛み合わせをよくするために、
上下左右の第一小臼歯を抜いて、その上で矯正治療を行ないます。
また通常の矯正治療ではよい噛み合わせが得られない場合など外科手術も組み合わせて行なう場合もあります。
>> 交叉咬合とは?
成人矯正の場合
左右どちらか一方、または両方の奥歯が上下反対に噛み合っている歯並びの状態をいいます。
歯列弓(歯列のカーブ)の大きさが原因
の場合、矯正装置などの装置類を用いて上下の歯列弓のバランスを整えていきます。
あごの骨の形が原因
の場合、またかなりのズレが生じている場合などは外科手術を伴なった矯正治療が行なわれます。
小児矯正の場合
前歯の1〜2本が逆になっていると、下あごが左右へずれたり、噛むたびに不適切な力が歯や顎関節にかかり、痛めてしまうことがあります。
そのため、
歯や顎関節を守るために、できるだけ早く治療を開始する
ことが求められます。
ほとんどの
原因は、あごが狭く、上の前歯が中に押し込まれること
です。
舌癖
、
その他の癖
が原因の場合はその癖の除去と矯正器具による治療、取り外しできるタイプや出来ないタイプの矯正器具で歯列の拡大を行います。
>> 正中離開く / 空隙歯列とは?
成人矯正の場合
前歯の隙間の程度にもよりますが、
治療法は歯列矯正またはラミネートベニア法
になります。
歯の隙間が2以内であれば、ラミネートベニア法で短期間に歯の色や形まで同時に治すことが可能です。
隙間が2以上あったり、多数歯にわたっている場合には歯列矯正が適しています。
ラミネートベニア法は歯の表面をわずかに削り、厚さ0.5程度の薄いポーセレンのシェルを歯の表面に接着し、歯の隙間や色、形などを改善する方法です。
また、歯列矯正は歯に直接装置を取り付け、3週間から4週間に一度のペースで調整し、1年から3年前後の時間をかけて、正確な位置に歯をゆっくりと移動させて歯並びや噛み合わせを整えます。
この方法は、歯を削ることなくきれいな歯並びが得られますので、生涯にわたって自然な歯を維持できることになります。
あごの骨に異常がない限り、年齢に関係なく治療が可能
です。
小児矯正の場合
乳歯の時期に歯と歯の間に隙間が開いていることは正常
です。
前歯の生えそろう8歳くらいで、治療の必要性を判断することが出来ます。
矯正装置はワイヤー付プレート型装置(唇側線付プレート)、ブラケット装置を使用します。
原因があれば必要な外科処置を行い、その後、プレート型またはブラケット装置で歯の隙間を整えます。
全体的なブラケット治療が必要なケースもあります。
>> 開咬とは?
主な治療方法は、年齢や症状によって個人差はありますが、舌や唇の癖がないかを確認した後、舌を抑える柵のような装置「タンクガード」の装着したり、
MFT(筋機能トレーニング)
を行って、舌の正しい位置や正しい使い方を習得したりして、
開咬の原因となる癖を克服しながら、矯正治療を行います。
子どもの場合、
開咬の原因となる
指しゃぶり
や
舌の癖
を早い時期にとりのぞき、矯正治療で歯の並びを整えます。
大人の場合も治療はできますが、多くは抜歯が必要であったり、場合によっては手術を併用したりして治します。
>> 過蓋咬合とは?
成人矯正の場合
過蓋咬合の矯正の場合、噛み合わせの深さによっては、すぐに矯正装置を付けることが出来ないことがあります。
そういった場合は
歯の裏側、舌側に装置を付けて歯を動かしていきます。
前側にブラケットが付かないことで見た目には矯正していることを知られないという利点はありますが、やはり通常の矯正に比べ期間は長引いてしまいます。
一般的には上顎歯列を後ろへ引っ張っていく治療をしますが、咬み合わせの深さにより治療方法は変わってきます。
小児矯正の場合
乳歯列の場合の“過蓋咬合”は、通常、経過を観察する場合が多くなります。
半年に一回の定期検診で、歯並びの状態がどのように変化してきているのか、その他に問題が起きていないか、などをチェックします。
この年代の過蓋咬合は、悪い癖などによって起きている場合が多い
ので、原因が何なのかをきちんと調べることが重要です。
原因となる悪習癖を除去することによって、二次的な問題の防止や過蓋咬合を改善できることがあります。
過蓋咬合になった原因や程度にもよりますが、前歯の傾きを改善する方法(通常治療期間6ヶ月前後)、あごの発育を誘導、改善する方法(通常治療期間1〜1.5年前後)、悪習癖が強い場合は癖を止められるようにトレーニングをする場合もあります。
>> 切端咬合とは?
切端咬合の原因は、あごの骨の成長異常や、
舌癖
、あるいは親知らずが原因である場合など、さまざまです。
治療法としては、親知らずが原因の場合は、親知らずの抜歯と簡単な歯列矯正で治療できますし、そうでなくてもセラミッククラウン法(歯を削り、セラミックの差し歯(クラウン)を取り付けて見た目を美しく仕上げます)や、
リンガル矯正法
などでもきれいに整えられます。
ただ、
舌癖
などの習癖がある場合は、トレーニングにより癖も同時に治すことが必要になります。
>> 顎偏位とは?
歯並びが原因の場合、骨格が原因の場合など、症状は様々です。
今でも、健康な歯を抜いたり、あごの骨の手術をすることが多いケースですが、現在では健康な歯を抜いたり、手術をしたりしなくても、治せるようになってきました。
多くの場合矯正をすることにより、治すことができます。
ただし、骨格までは矯正のみでは治りませんので、完全に顔のずれまでを治そうとした場合、手術が必要なケースもあります。
上下のあごの骨の大きさや位置にひどい問題がある場合は、顎変形症という診断名のもとに、外科的矯正治療(歯科矯正治療に加えて顎骨を外科手術で移動する)を行う必要があります。
治療の進め方としては、上下のそれぞれの歯並びを整える術前矯正治療を行なった後に、手術直前にレントゲン写真や顔面写真、模型などを総合的に分析して最終的に手術術式や顎骨の移動量や移動方向を決定します。