こんにちは。大阪府東大阪市長瀬駅前のアート矯正歯科、歯科衛生士の大下です。
6月も後半になり梅雨もやっと始まり、じめじめ暑い毎日ですがいかがお過ごしでしょうか。
さて、当院は歯周病治療に力を入れているため、歯周病が主訴の患者様が多くお見えになられます。治療を始めるにあたって、歯磨きの練習はしたことありますか?や、歯磨きを丁寧にするなど気を付けていることはありますか?といったお話をさせて頂きますが、歯周病を気にしていらっしゃる患者様の大半の方が歯磨きは頑張っているとお答えいただきます。しかし、舌を磨いたことがありますか?という質問にはほとんどの方が無いとお答えになられます。
歯周病も虫歯も基本的にはお口の中にいる細菌が原因で発生しますが、その細菌というのは歯や歯茎だけではなくお口の中全体なので、舌や頬粘膜にもつきます。その中でも舌の表面は舌乳頭という突起物が沢山あり、舌乳頭と舌乳頭の間に入り込んだ細菌がどんどん繁殖していくのです。ですから、舌の上は歯よりも複雑な構造なのでより丁寧に磨く必要があります。また、歯をきれいに磨いたとしても、舌の上に沢山の細菌がいるとその菌がどんどん繁殖し歯に移ってしまうので、口腔内全体を清潔にする必要があります。
舌のブラッシングには舌専用のブラシがございます。磨き方も歯とはちがいますので、当院では舌の磨き方の練習もさせて頂いております。何かございましたら、お気軽に歯科衛生士にお尋ねください。アート矯正歯科へ。